読書に興味があっても、「本を読むと何が得られるのだろう」「読書をする意味はあるのだろう」と疑問に思うことがあるかもしれません。
本を読むことで、知識を身につけたり、自分とは違う考え方に触れたりできます。
しかし、読書の意味はそれだけではありません。すぐに役立つ知識を得られなくても、本を読むこと自体に意味があると考えています。
この記事では、読書をすることで得られるものや、読書の楽しみ方について紹介します。
読書を通して、知らないことを知る
本を読むと、自分が経験していない出来事や、知らなかった世界について知ることができます。
自分の経験だけで知ることには限界があります。しかし、本を通して、実際に経験することが難しい出来事や、普段の生活では触れる機会の少ない知識に出会えます。
私自身、ノンフィクション作品を読んだとき、世の中には自分の想像が及ばないような事件があるのだと感じました。それをきっかけに、日常生活での危機管理についても意識するようになりました。
このように、本を読むことで、今まで知らなかったことを知り、自分の生活や考え方を見直すきっかけが得られることがあります。
自分とは違う考え方や価値観に触れる
読書のよいところは、自分とは違う立場や価値観を知れることです。
同じ出来事でも、立場や経験が違えば、受け取り方や解釈も変わります。
自分一人で考えていると、どうしても自分の経験や価値観を基準に物事を判断しがちです。しかし、本を読むことで、自分では思いつかなかった考え方に触れられます。
それによって、自分とは違う考え方があることを知り、物事を一つの見方だけで判断しなくなることにもつながります。
必ずしも本に書かれている考え方に賛成する必要はありません。自分とは違う意見を知り、それについて考えること自体に意味があると思います。
読んだ本が、後から役立つこともある
本を読んだからといって、すぐに知識や考え方が役立つとは限りません。
読んだ直後は特に何も感じなかったとしても、後になって似た状況に直面したとき、本で読んだ内容を思い出すことがあります。
また、以前は理解できなかった内容が、経験を重ねてから読むと、違った意味に感じられることもあります。
そのため、読書で得たものを、すぐに役立てようとする必要はありません。
読んだ内容がいつ役立つかは、実際にそのときが来るまで分からないものです。
すぐに結果が出なくても、知識や考え方に触れておくことが、後から何かを判断するときの助けになる場合があります。
本に没頭する時間そのものを楽しむ
読書は、知識を身につけたり、何かを学んだりするためだけのものではありません。
物語の世界に入り込んだり、文章をじっくり読んだりするなど、一つのことに集中する時間そのものを楽しむこともできます。
読んだ本から特別な教訓を得られなかったとしても、読んでいる時間を楽しめたなら、それも読書の価値の一つです。
すべての本から何かを学ぼうとすると、読書が勉強のように感じられ、負担になることもあります。
だからこそ、役に立つかどうかだけで本を選ぶ必要はありません。自分が興味を持った本を、気軽に楽しむことも大切です。
まとめ
読書をする意味は、知識を身につけることだけではありません。
自分が知らなかった出来事を知り、自分とは違う考え方に触れ、後から役立つ気づきを得られることもあります。また、本に没頭する時間そのものを楽しむこともできます。
すべての本から教訓を得ようとしたり、読んだ内容をすぐに役立てようとしたりする必要はありません。
これから読書を始めるなら、まずはエッセイなどの短い文章から読んでみるのもおすすめです。
「何かを学ばなければ」と考えすぎず、まずは興味のある文章を読んでみる。
そんな気軽なところから、読書を始めてみてはいかがでしょうか。


