お金を貯める意味とは?将来のために知っておきたいお金の考え方

資産形成

将来のお金について考えたことはありますか?

私は以前、「結局、将来いくらお金があればいいんだろう」と不安に思っていました。

毎月給料をもらって、生活に必要なお金を使って、残ったお金を貯める。

それ自体はしていました。

でも、なぜお金を貯めるのかと聞かれると、うまく答えられませんでした。

「将来困らないため」

おそらく、それくらいです。

老後にいくら必要なのかも分かりません。

給料から税金や社会保険料が引かれていることは知っていても、どういう計算でその金額になっているのかも分かっていませんでした。

そんな状態から、少しずつお金について調べるようになりました。

そして、資産形成を続けていく中で、自分なりに一つの考えにたどり着きました。

お金を貯めることは、将来の自分の時間を買うことなのではないか。

この記事では、私がそう考えるようになった理由について書いてみます。


「将来いくら必要なのか」が分からなかった

お金について考えるようになった一番の理由は、将来への不安でした。

特に気になっていたのが、老後のお金です。

老後になったら、今のように働いて収入を得ることができるとは限りません。

では、そのときにどれくらいのお金が必要なのか。

最初は、それすらよく分かっていませんでした。

「老後資金は2,000万円必要」という話を聞いたことがあっても、

老後は自分一人で生活しているのか?

年金はいくらもらえるのか?

そもそも自分は何歳まで働くのか?

と考えると、2,000万円が必要という単純な話ではありません。

必要なお金が分からないまま「老後が不安」と考えていても、なかなか不安はなくなりません。

そこで、まずは身近なお金について知ることから始めました。


給料から引かれているお金も、よく分かっていなかった

お金について調べていく中で、自分が思っていた以上に知らないことが多いことにも気付きました。

例えば、給料から引かれている税金や社会保険料です。

税金や社会保険料が引かれていること自体は知っていました。

でも、

「なぜこの金額なのか?」

と聞かれると、説明できませんでした。

給与明細を見ても、

  • 所得税
  • 住民税
  • 健康保険料
  • 厚生年金保険料
  • 雇用保険料

など、いろいろな項目があります。

毎月当たり前のように引かれているものですが、仕組みを知らないままでは、自分がどれくらいのお金を負担しているのかも分かりません。

そこで、少しずつ調べるようになりました。

税金や社会保険について調べていくと、まず自分のお金がどうなっているのかを知ることの方が大切なのではないかと思うようになりました。


お金を貯めることは、何のためなのか

お金について勉強していると、「貯金はいくら必要か」「投資はいくらから始めるか」といった話をよく見かけます。

もちろん、具体的な金額を考えることも大切です。

ただ、私はその前に、

「そもそも、なぜお金を貯めるのか?」

を考えるようになりました。

以前の私は、「将来困らないため」と考えていました。

それも間違いではないと思います。

急な出費があったときに対応できますし、老後の生活にもお金は必要です。

でも、それだけではありません。

今では、お金は将来の自分の時間を買うためのものでもあると考えています。


お金があれば、将来働く時間を減らせる

例えば、老後について考えてみます。

十分な資産があれば、生活のために働かなければならない時間を減らせるかもしれません。

反対に、老後に必要なお金が足りなければ、生活費を得るために働き続ける必要が出てくる可能性があります。

もちろん、老後も働きたい人はいると思います。

私も「働くことは悪いこと」と考えているわけではありません。

ただ、

働かなければ生活できない

のと、

働く時間を自分で選べる

のでは、意味が違います。

お金を貯めたり、資産形成をしたりすることは、将来の自分に「働く時間を選ぶ余地」を残すことにもつながるのではないかと思っています。


貯めるだけではなく、資産を守ることも考える

お金を貯めることの意味を考えるようになってから、もう一つ気になったことがあります。

それがインフレです。

例えば、今100万円を持っていたとしても、物価が上がれば、将来その100万円で買えるものは今より少なくなります。

つまり、銀行口座の残高が変わらなかったとしても、お金の実質的な価値が変わります

最初は「お金を貯めておけばいい」と考えていました。

しかし、将来の生活のためにお金を準備するのであれば、単純に金額を増やすだけではなく、そのお金が将来どれくらいの価値を持つのかまで考える必要があります。

そこで私は、貯蓄だけではなく、投資についても勉強するようになりました。

もちろん、投資をすれば必ずお金が増えるわけではありません。価格が下落して、投資した金額を下回ることもあります。

それでも、長い期間にわたって資産を準備するのであれば、インフレによるお金の価値の低下を考慮して、資産の一部を運用することには意味があると考えています。

私にとって投資は、「お金を増やしてお金持ちになるため」というより、将来必要になるお金の購買力を維持し、将来の自分が働かなければならない時間を減らすための手段という位置づけです。


「お金を増やす」より「時間を買う」と考える

お金について考えるとき、

「どうすればお金を増やせるか」

という方向に目が向きやすいと思います。

私自身も、最初はそうでした。

でも、今は少し考え方が変わりました。

お金そのものを増やすことが最終的な目的なのではなく、

お金を使って、自分が将来どういう生活をしたいのか。

こちらの方が重要なのではないかと思っています。

例えば、老後に毎日働く必要がなくなれば、その分だけ自分の時間を使えます。

趣味を楽しむこともできます。

家族と過ごす時間を増やすこともできます。

何か新しいことを始めることもできます。

お金は、それ自体が目的というより、自分の時間や選択肢を守るための手段として考えることもできるのではないでしょうか。


だから、まずはお金を知るところから始めた

私が資産形成を始めて、いきなり投資の知識が身についたわけではありません。

そもそも、税金や社会保険料がどう計算されているのかも分かっていませんでした。

そこから少しずつ調べて、

「これはどういう意味なんだろう?」

と思ったものを一つずつ調べていきました。

今でも、すべてを理解しているわけではありません。

制度が変わることもありますし、新しく知ることもあります。

それでも、以前のように「将来いくら必要なのか分からない」という漠然とした不安だけを抱えている状態からは、少し変わったと思います。

現在は資産形成を続けていて、このまま進めていけば老後資金については大きな問題にはならないだろうと考えられるくらいには、見通しを持てるようになりました。


お金の勉強は、将来の自分のためにする

お金の勉強というと、投資やNISAなどを思い浮かべる人も多いと思います。

でも、最初からそこまで詳しくなる必要はないと思っています。

まずは、

  • 給料はいくらなのか
  • 何にいくら使っているのか
  • 給料から何が引かれているのか
  • 毎月いくら残せるのか
  • 将来どんなお金が必要になるのか

こうしたことを知るだけでも、自分のお金について考えるきっかけになります。

そして、少し余裕ができたら、貯蓄や投資について考えていく。

私はそのくらいのペースでいいのではないかと思っています。


まとめ

私が考える「お金を貯める意味」は、単純に銀行口座の残高を増やすことではありません。

将来の自分の時間を買うこと。

これが、今の私がお金を貯める理由の一つです。

貯蓄があれば、急な出費に対応できます。

資産形成をしていけば、将来必要になるお金の一部を今から準備することもできます。

そして、それが将来の「働かなければならない時間」を減らすことにつながるかもしれません。

もちろん、どれくらいのお金が必要なのかは、人によって違います。

だからこそ、まずは自分のお金について知ることから始める。

このブログでは、私自身が学んできたことを整理しながら、金融について詳しくない人でも理解できるような情報を発信していきたいと思っています。

お金について何から勉強すればいいのか分からない。

そんな人が、この記事をきっかけに少しだけ自分のお金について考えてもらえたらと思います。